本日も引き続き、変形性膝関節症に関する運動をご紹介させていただきます。
前回の記載で、変形性膝関節症の患者さんの多くは外モモ(大腿筋膜張筋・腸脛靭帯)が硬くなることで二次的にお尻の筋肉(臀筋)も硬くなりやすかったり、痛みが生じる場合があるとお話しさせていただきました。
そのためお尻の筋肉(臀筋)を柔らかくしておくことは膝にかかる負担を軽減させる上で必要になります。
今回はお尻の筋肉である〝臀筋〟に対して、寝た姿勢でほぐす方法をご紹介します。
①お尻の硬い部分にテニスボールを当て、膝を少し曲げた状態で付け根(股関節)を外に倒して行きましょう。
②ボールの位置を変えながら行いましょう。
※人により硬い部分は異なりますが、変形性膝関節症の多くの方は、お尻の上側に硬さが生じやすいです。
左右2セットずつ行ってください。
1回につき30秒ずつ行ってください。
次回は、背骨に硬さがある方に対しての対応方法をご紹介していきます。
*これらのエクササイズは一例ですのでみなさま全員に当てはまるものではありません。痛みが出た際は、セット数を減らすか中止してください。
当院では、変形性膝関節症に対して再生医療(APS療法)も実施しています。
詳細に関しては、下記をご確認ください。
再生医療(APS療法)について
【膝の痛みにお困りの方へ】変形性膝関節症についての特設ページはこちらへ。
https://www.mitsuwa.clinic/disease/knee/
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